洋上風力発電用大型部品の鋳物製金型製造

洋上風力発電部品に求められること

梶川の鋳物製金型

梶川工業は大型鋳物加工の実績もあり、「鋳物は梶川」と呼ばれるほど鋳物加工に高い信頼を得ています。精度の高い鋳物製金型は高熱環境にも対応可能なため、融点の高い素材を使用した強度・耐久性に優れた部品鋳造に最適です。
さらに、表面を削り直すリフェイスが可能で繰り返し使用することができるため、経済的かつエシカルな金型として近年見直され始めています。

他社が倦厭する鋳物加工

鋳物加工は削り粉が細かく、機械の細部に入ってしまうため、メンテナンスに非常に手間がかかります。さらに、機械設備の故障につながりやすいため、倦厭する業者が多いですが、そのような鋳物加工に梶川工業は絶対の自信を持っています。

最新設備と熟練の技術者

最新設備の導入により、小ロット大型部品も短納期で製造可能です。試作・実験段階の細かな調整にも迅速かつ柔軟に対応できます。

実証実験段階にも鋳物製金型

リフェイスによって、細かな調整ができるため経費削減ができます。

積極的な設備投資

新設備「MCR-A5cll」導入

当社では、最新のテクノロジーを活用し、生産性と精度の向上を図るために、5面加工門形マシニングセンタ「MCR-A5cll」を導入しました。
「MCR-A5cll」は、革新的なマシニングセンタであり、高度な自動化と優れた加工能力を備えています。このマシニングセンタは、5つの面からアプローチできる特徴を持ち、複雑な形状や多様な角度に対応することができます。また、最新の制御システムを搭載しており、高速かつ正確な加工を実現します。

津田駒 円テーブル TT-500 (治具)

マシニングセンターで加工面に斜度を付ける設定が可能ですが、どうしても階段状の段差が出来てしまいます。高精度加工を実現するため、梶川工業では治具として津田駒 円テーブル TT-500を導入しました。この治具を導入したことにより、加工するワークそのものを傾け、切削面を水平に保つことで、より滑らかに、かつ高精度に加工することが可能になります。

新設備導入・加工作業の様子

金型製造のご相談はお気軽にご連絡ください